金の見分け方!プロが教える自宅でできる偽物を見分ける方法3選

部屋を片付けていたらネックレスやリング、アクセサリー出てきたけど、これ本物の金なの?金だったら売りたい!でも貴金属の事は何もわからない私でも自宅で調べられるの?

こんな悩みを解決

・金の見分け方 
・偽物の金の刻印
・刻印で金の価値は決まる
・家にあるかもしれない貴金属6選
・プロが選ぶ金の買取が最も高い店舗

おもちゃだと思って捨てようとしてませんか?

実は貴金属が混ざったりするケースが多いのです。

そんなあなたにこのサイトを見るだけで自宅にいながら誰でも簡単に調べる事ができますすぐ実践できご自宅でできます!プロがやっている見分け方を特別にあなたに教えちゃいます!

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目次

自宅でできる金の見分け方3選

金を見分ける3つの方法

1.刻印を確認する
2.色を確認する
3.磁石で確認する

1.刻印を確認する

ネックレスの刻印の場所

ネックレスの場合、「K18」や「K14」など留め具に刻印があるのがほとんんどです。

リングの刻印の場所

リングの場合は内側に刻印がされています。刻印はかなり見づらく、プロはルーペで刻印を確認しますが、一般宅にはルーペはないですよね!?そんな時は100円ショップで販売してる虫眼鏡などでも確認できます!

鑑定士
鑑定士

K18 K18WG  K18PG
K14

K9

この刻印があれば本物と言えるでしょう。

2.色味で確認する

本物の金の場合

本物の金の場合は少し淡い色をしていて、オレンジに近いような感じです。全体を見ても剥がれもなく全体が同じ色です。

メッキの色の場合

メッキはわざとらしいキラキラした色です。「金杯」に使われる素材です。メッキの場合はすぐ剥がれ所々に黒く剥がれた跡が残るのが特徴です。

鑑定士
鑑定士

刻印がなく、金がメラメラしてる場合は
メッキの可能性が高いです。

3.磁石で確認する

本物の金の磁石反応

本物の金の場合、磁石を近づけても磁石に反応しません。

メッキだった場合の磁石反応

メッキの場合磁石を近づけると反応しくっつきます。※本物の金でも留め具(刻印があるところ)は磁石反応あります。ネックレスの場合留め具以外に磁石を当てる事。

本物の金の刻印一覧

私は毎日、金やプラチナをお客さまからお買取りしています。そんな中よく見かける本物の金の刻印をご紹介します。

K18と750の刻印

日本でよく見かける刻印は「K18」です。

K18WG(ホワイトゴールド)です。

ホワイトゴールドでも金の価値は一緒です。

海外で打たれる刻印は「750」です。

K18=750になります。同じ価値になります。

造幣局で刻印を打たれると、「国旗マーク」や「ひし形の中に数字」が入ります。K18と750の刻印は一緒の意味です。簡単にいうと、日本で刻印を打たれたものは「K18」世界共通の刻印は「750」と覚えておけば良いでしょう。

日本でも750で刻印を打たれる事もあります。金を1000分率で表すと750になります。

例外 K18 Pt900

たまに、K18Pt900という刻印を見かけます。「Ptはプラチナ」を表します。一部にK18が使われていて一部にPt900が使われているという意味です。割合は製品によって違います。もちろんK18が多く使われている方が価値が高いです。

金の刻印一覧表

インゴットの場合は999.9で刻印が打たれています。750(K18)と585(K14)はよく見かけます。

上記の写真のようにK14と585両方刻印が打たれている事はまれにあります。

カラーゴールドが入る場合、純度の後にWG「ホワイトゴールド」やPG「ピンクゴールド」の色味の刻印が打たます。

上記の写真はK10PGです。

カラーゴールドの刻印一覧表

カラーゴールドのベースは純金(K24)です。ただ純金は柔らかく製品化するのは難しいのです。そのため強度を高めるために加工させる必要があります。それを割金(わりがね)といいます。違う成分を配合される事によっていろんな色ができるのです。



金+銀+銅=YG(イエローゴールド)
金+パラジウム+銀=WG(ホワイトゴールド)
金+銀+銅+パラジウム=PG(ピンクゴールド)

カラーゴールドは高く売れるの?

結論から言うとカラーゴールドだからと言って買い取り金額は高くなりません。K18WGの場合は「K18の金」の価値しか見られません。カラーゴールドに金額が+αされる業者はほぼないと言えるでしょう。金額が+αされるのが「金の価値+人気ブランド」や「金の価値+希少性」などです。

刻印の偽物見分け方

実は金にも偽物は存在します。刻印をしっかりみてみよう。

後Kで偽物を見分ける

後Kとはそのままで「数字の後にK」がある事です。

上記の写真のように「Kの位置が逆」になっています。

上記の写真が偽物の理由
後Kであること
色が剥がれている。本物は色が剥がれません。後Kはなぜ偽物の可能性があるのか?

後Kは海外で作られており、数多くの不正業者が「金」と偽り販売しています。素材は銀と他の金属の合金が使用されることがあります。銀は金に似た外観を持ち、金の価格よりも安価なので不正品を作ろうという業者も多いのです。

後Kはすべてが偽物というわけではないですが、買い取れるケースもあり、価値は下がります。

レーザー刻印で偽物を見分ける

レーザー刻印の技術が入手しやすくなり、これにより、どんな素材にも本物に近いレーザー刻印が入れれるようになり偽造が容易になりました。上記の写真はメッキのリングにPt900の刻印が打たれています。レーザー刻印はすべてが偽物という訳ではありません。

本物はレーザーでなく、しっかり彫られているのが特徴です。

色と刻印で偽物を見分ける

真贋ポイント

後K
色がシルバーである事

刻印がWG(ホワイトゴールド)ならシルバーの色で問題ありませんが、「18K」しか刻印が打たれてないのにシルバーの色はあやしいポイントになります。

店舗が行う偽物・本物か判断方法

店舗の場合は比重計で本物の金やプラチナなどを判断します。

比重計は、金やプラチナなどの種類や品質を判定するために使用される装置です。貴金属の比重(密度)は種類や含有成分によって異なるため、数値が出たり出なかったりするので判断材料となります。

宝石や貴金属を扱う業者は必ずと言ってよいほど店舗に比重計を置いています。

無料で買取り業者に見てもらおう

もしそれでも、わからない場合は買取り業者に見てもらおう。お店に見てもらいたいアクセサリーを

持ち込んで「他社比較でお値段を知りたい」とお伝えすると無料でみてもらえます。「貴金属かメッキかわからない」と正直に伝えても大丈夫です♪

多くの方はこの手を

使ってアクセサリーを見てもらってます。

簡単に無料で見てもらいます

刻印でわかる金の価値

刻印の数字が大きいほど高い

価値が高い刻印を順位で表してみました。

金は1グラム単位で値段が決まる

例(買い取り価格)
K24(純金) 1g12500円

K18(750) 1g9500円

K14(585) 1g7000円

金の価格は需要と供給のバランスにより日々価格が変動します。買取り業者すべてが金額が違うので売る際は注意が必要です。

メッキとは?

メッキをわかりやすく説明すると、表面だけを薄く金や銀などでコーティングしているだけです。剥がれると色が違います。

メッキだけが磁石に反応する理由

メッキのアクセサリーを作る際、土台になるのがニッケルという素材です。ニッケルの特性は磁石に吸着するという特製があります。

メッキの刻印と金の刻印は似ているので注意

鑑定士
鑑定士

金の刻印とメッキの刻印が

似ているので注意しましょう。

メッキの刻印一覧

上記のメッキのGP刻印は

金杯やネックレスに使われている事が多いです。

上記のように刻印はさまざまな種類がありますが、すべてメッキです。経験上「GPかGF」しかみないのが正直な所です。※メッキでも刻印がないアクセサリーも多く存在します。

あなたの家にあるかもしれない貴金属6選

私は日々、遺品整理などお客さまから買い取れるものがあればすべて買い取ってほしいと依頼があります。そんな中、お客さまも知らない実は「金」が使われているかもしれない製品をご紹介します!

時計のふた裏

時計に金が使われていれば、動かなくても壊れていても、金の価値があるので売ることができます。昔の時計は金が使われてるものも多く存在します。必ず時計の裏をチェックしましょう。

帯留め

着物好きなお母さんや祖母は帯留めを持っているはず!昔は帯留めに貴金属が使われていました。ちなみに「Pm」という刻印はプラチナ(昔の刻印)です。帯留めは大きいので重さもあり、買い取り金額も期待できます。

三味線

三味線のトップのカバーを外してみてください。外せないタイプもありますが昔は三味線に金を使われていました。刻印があれば期待できます。

カフスボタン

実はカフスボタンにも貴金属は使われていたりします。

万年筆

良い万年筆は筆先に金が使われいます。金+ブランドの万年筆なら買い取り金額は期待できます。特に「モンブラン」や「パイロット」なら期待大

眼鏡

眼鏡のK18は一番多く見られます。今の時代眼鏡に金を使われる事はあまりないですが、昔は普通に使われていました。眼鏡が金だった場合、重さもあるので買い取り金額に期待できます。

いかがですか?片付けている途中、これらの製品を見つけた場合一度刻印を探してみてください。もし刻印があった場合、大きな臨時収入に繋がるかもしれません。

金を売る前に2つだけ確認すべき事

HPで本日の買取り価格をチェック

一言店員に「HPで見て買い取り価格が高かったから」だけお伝えすると店員は「素人じゃないな」と思いますそれだけでHPに乗っている価格を提示してくれます。

重さを知って置くこと。

重さを知られるのは買い取り業者にとって一番嫌な事です。重さを知って売りにくるお客さんはほぼいません。重さを知っていれば見積だけ出してもらってのちほど1gの計算ができるからです。

貴金属を売った場合税金かかるの?

よく聞かれる質問ですが結論からいうとほとんど税金はかからないですね。詳しく説明していくと投資目的でインゴットや金貨を売却した場合税金がかかる場合があります。

税金がかかる分岐点は50万円の利益です

例(税金かかるケース)
100万円で金貨を買ったとします。金の価値があがったので売却したら160万円で売れました。その時の利益は60万円なので税金はかかります。

例(税金がかからないケース)
100万で金貨を買ったとします。金の価値があがったので売却したら130万円で売れました。その時の利益は30万円なので税金ははかかりません。保有した期間が5年以上の長期なのか5年以内の短期なのかで税金が変わってきますが、普通の方はそこまで気にすることはないでしょう。


リングやネックレス、アクセサリー等では買ったときの値段を超える事はまずないでしょう。私自身、長年買い取り業者をやっていますが金で利益が50万円以上出たお客様は数人程度でインゴットや金貨を売却された方です。

売却時に必要なもの

・免許証
・健康保険証
・パスポート
・住基カード
・マイナンバー
・在留カード


どれか一点は必要です。法律上、買取り業者に売却する時に提出する義務がありますのでしっかり準備しておきましょう。

まとめ

1.刻印の有無をチェック
2.磁石にくっつかチェック
3.もう一度刻印を見て「後K」もしくは「レーザー刻印」のチェックまずは刻印を確認してみましょう。刻印がなかった場合は残念ながら金ではないと思った方が良いでしょう。たまに刻印がなくても本物の金の場合がありますが買取り業者の多くは刻印がない場合はお買取り不可になります。

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